選択的会社員

うつ、休職を経たアラサーOLが会社員生活の中で感じるひそやかな幸せ

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胃カメラを受けたら犬とイチローの話になった|前編

胃カメラを受けた。何年か前から胃が痛んだり、不快な感じがしていた。当時は何故か「会社員なんてみんなそんなもんだろう」と思い、市販薬やサプリでなんとかやっていた。多分ハイになっていたんだと思う。休職中、そいつは鳴りを潜めていた。が、出社訓練を始めた途端にまたやってきた。総務の方や産業医との面談で、どうやら会社員みんなが胃が痛い訳ではないとようやく思い始めた。こうして文字に起こして客観的に見てみると、自分の不調をデカい主語に置き換えることでなんでもないことにしてしまうのは、はっきり言って馬鹿だなぁと思う。健康な会社員にも失礼である。
とにかく、胃腸の不調(いい韻)がメンタルとフィジカルのどちらから来ているのか、診てもらうことにした。

で、胃カメラの体験を記事に書こうと思ったのだが、鎮静剤を打たれたらもう終わっていた。「綺麗な粘膜だねぇ」「ピロリ菌はいないねぇ」という先生の声が断片的に残っているだけだ。夢?夢でも、粘膜を綺麗と言ってもらえたのは嬉しかった。
目覚めたときには既に胃カメラは終わっていて、一時間ほど安静にするよう言われた。検査中、白目もしくは半目で唾液を垂れ流している自分がいたのではないかと不安になったが、まだ鎮静剤が効いていて、すぐにどうでもよくなった。記憶がないから勝ち。

先生の診断はシンプルだった。炎症や潰瘍、癌はないけど、全体的に消化機能不全で、原因は精神的ストレスです。ストレス解消に努めてください。
メンタルが原因だろうとは薄々感じていたが、あらゆる病院でストレス!メンタル!と言われるのでさすがに落ち込んだ。けど、粘膜は綺麗だったよと言われて嬉しかった。夢じゃなかったんだ~。

 

少し長くなってしまったので、以下の後編に続きます。

sentakutekikaishain.hatenablog.com