選択的会社員

うつ、休職を経たアラサーOLが会社員生活の中で感じるひそやかな幸せ

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芽吹き、開花

私は基本的に、最近あったことを過去形で綴るスタイルでブログを書いている。日記代わりなのだろう。だから今、リアルタイムでブログを書いていることに少し緊張している。

これからある企業の面接がある。午前中に復職訓練をこなし、夕方に面接だ。ぽっかりと空いたこの時間、久しぶりに他人様のブログをゆっくりと読んでいる。私がブログを初めたのは2/7だそうなので、気が付けば2ヶ月以上が経つらしい。書くことが自分の気持ちの整理になり、嬉しいことにコミュニケーションにもなり、本当に始めて良かったと思っている。書くことがこんなにも毎日の活力になるとは思っていなかった。

改めて振り返ると、最初の頃にはなかった気持ちも生まれている。それは“他人様のブログを読みたい、どんな考え方や生き方をしているのか知りたい“という気持ちである。最初のうちは自分の気持ちを吐き出すことでいっぱいいっぱいだったが、最近はそれもそこそこに、他者に向く気持ちが大きくなってきたように思う。なぜそうなったのか、きっぱりとは分からない。ただ、他人様の考え方や生き方を覗けることは純粋に貴重な機会であり、白黒思考になりがちな自分の視野を広げてくれている。ブログを読んでいる間だけ、その方のおうち(=脳内)にホームステイして異文化を学んでいるような、そんな気分だ。ゾッとされた方がいらっしゃったら、大変申し訳ない。

今朝ベランダを覗くと、以前拾ってきたナゾノクサがたくさんの花を咲かせていた。改めてGoogleレンズで調べてみると、“アリッサム“という植物とのことだった。地中海沿岸が原産の多年草。この小さなベランダで花を咲かせてくれたことを、本当に愛おしく思う。

隣に住む大家さんからいただいたシャクヤクらしき花もいます

隣に住む大家さんからいただいたシャクヤクらしき花もいます