選択的会社員

うつ、休職を経たアラサーOLが会社員生活の中で感じるひそやかな幸せ

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ナイスなアボカド

お昼前と午後イチに、転職活動の一次面接があった。両方ともWeb面接だったので、お昼ご飯を求めて外出。今日はパートナーが出社していて家に1人で、火を使った料理をする気力は湧かない。だからアボカド1つだけを買った。固さや外見の傷などをチェックした1つのアボカドを右手にぎゅっと握りしめながら、店を後にした。

帰ってからすぐに、アボカドの調理(と言っていいのか)に取り掛かる。種の周りをナイフですーっと切り込み、捻る。恐る恐る断面を覗くと、黒ずんだところが一点もない綺麗な緑色だった。これはついているぞ。固さも固すぎず柔らかすぎない理想的な状態。目利きしたアボカドが外見だけでなく中身も綺麗、というのはかなり嬉しい。今日はついている。切ったアボカドをボウルにうつし、塩コショウを振って混ぜ合わせる。本当はマッシュポテトのように潰そうと思ったが、それすらも面倒だったので、潰さずにパンに載せて食べた。潰さなくてもアボカドは美味しかった。

外見も中身もよかったアボカド

外見も中身もよかったナイスなアボカド

 

目的のない散歩

1日に面接を複数こなすのは、休職中といえどもかなり疲れる。結果がすぐに来るわけでもない。いまいち感触や弾力のないぐじぐじとした気持ちを晴らしたくて、私としては珍しく目的のない散歩に出かけた。

道中色々な花が咲いているのが今日はやけに目についた。君たち、今まで気がつかなくて悪かった。こうして日常の些細なことに意識が向くようになったのは、休職したお陰と思う。前は道端の花に向ける余裕なんてなかったから。休職して早くも半年が経とうとしているが、ようやく私本来の姿が戻ってきて、ゼロに帰ってきたということなのかもしれない。これからも、焦らずゆっくり。

花1

花2

花3

花4

花5

THE・爛漫